冬のかゆみはなぜ起こるの?

こんにちは。

💠デトックスサロン💠トキブルームの小山です。

12月に入り、いよいよ今年も後わずか…。

あっという間ですね。

冬のお肌のトラブルで気になるのは、乾燥。

そして、かゆみのお悩みも多いです。

今回は、冬のかゆみはなぜ起こるのか?お伝えしますね。

かゆい!のメカニズム

「かゆい」と感じるメカニズム肌は大きく分けると表面に近い「表皮」と奥にある「真皮」に分かれています。

かゆみは、表皮と真皮の境界線付近まで伸びている知覚神経(かゆみの神経)によって感知されます。

摩擦やホコリ、ダニなど外からの様々な刺激により神経が反応するとかゆみが発生します。

水分が蒸発して肌が乾燥すると、角質のすぐ下まで末端を伸ばします。

肌が乾燥すると痒くなるのはこのせいなんです。

冬のかゆみの原因

冬にかゆみが起こる原因は「乾燥」。

冬にかゆみが起こりやすいのは、肌が乾燥しやすいからです。

肌の潤いをキープするためには、肌表面を覆う皮脂、角質を構成しているセラミドやNMF(天然保湿因子)が必要です。

しかし、空気が乾燥する冬は乾燥によって水分が逃げやすい状態になり、かゆみを感じやすくなります。

加齢もかゆみの原因のひとつ。

肌の経年変化でも、セラミドやNMFといった角質をつくる物質が少なくなります。

さらに、角質細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)が鈍くなると、はがれ落ちる角質細胞が表皮に残り、角質層が厚くなります。

すると、潤い物質が少ない角質層が肌表面に増えてしまい乾燥を助長し、かゆみを呼び起こしやすくなります。

 

意外な落とし穴は「入浴」

乾燥によって起こりやすいかゆみですが、意外な落とし穴が「入浴」です。

お湯につかる=潤うと思いがちですが、熱いお湯に長時間つかると角質から保湿成分が流れ出て、肌は乾燥しやすくなります。

また、体をゴシゴシと洗うのも控えましょう。

摩擦は外的刺激になり、かゆみの神経が反応してしまいます。

入浴はぬるめの39℃くらいがオススメ!!

また、入浴剤を使って保湿成分の流失を防ぎ、香りを楽しめるのでオススメです!

硫黄系の入浴剤はかえって肌が乾燥するので控えてください。

かゆみの悪化を防ぐには、冬の乾燥や加齢はコントロールできませんが、かゆみを防ぐためにできることはあります。

部屋の湿度を保つ加湿器を使って40~60%を保つようにすると肌の乾燥が防げて、かゆみ予防になります。

エアコン、こたつ、電気毛布の長時間の使用は肌が乾燥してしまうのでほどほどに…。

 

かゆくても搔かない

搔きこわしが生じると、地割れやひび割れのような赤みが出て強いかゆみを伴い、保湿剤だけでなくステロイド剤が必要となります。

この状態を放置するとさらに悪化し、コイン大に腫れる貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)や全身に湿疹が広がる自家感作皮膚炎(じかかんさせいひふえん)などを引き起こすことがあり、治療にも時間がかかります。

かゆくても搔かないようにしましょう。

乾燥する前に保湿する肌がカサカサ乾燥してから保湿クリームを塗るのではなく、乾燥する前から対策として保湿クリームを塗っておくことが大切。

もし、かゆみが治まらなかったり、赤くなってしまったりした場合は、湿疹になっている可能性があるので悪化する前に皮膚科に相談して下さい。

寒いので着るもの、食べるものにも気をつける冬。

セーターなどを着ることが多くなりますが、直接肌に触れるものはチクチクしないものを選びましょう。

下着や靴下などのゴムがきついと肌が圧迫されて刺激となりかゆみを呼ぶので、締めつけにも注意。

また、飲酒や香辛料の強い食べ物は体温を上昇させて、かゆみの症状が強い時は控えてください。

冬のかゆみは、かゆくなる前にこれらの対策をしておくことが大切です。

早めのケアを始めて、冬のカサカサかゆみをなくしましょう。

頬、唇がカサカサ乾燥すると、メイクのりが悪くて憂鬱に…。

早めのケアにトキブルームにお越しください。

ぷるぷる、つやつやになって冬を乗り切りましょう!!

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